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情報の方向性について考える

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「写真をもっといい感じに撮れるようになりたい」「もっとうまくなりたい」と考えたとき、まず「情報集め」からはじめる人が多いかと思います。

今は、まずはネットで調べることがほとんどでしょう。

ネットを使えば、たくさんの情報を得られますし、「本で学ぼう」と考えている人でも、本を選ぶための情報をネットで得ていることも多いでしょう。

……が、ネットで情報収集を行っていると、時々困ることがあります。

それは、「情報の方向性がバラバラ」ということです。今回はその件について考えていきましょう。

情報の方向性がバラバラということ

ネットで情報を集めていると、「何が正しいんだ?」という事態に遭遇することがあります。

よくあるのが

  • ある情報には「〇〇がいい」と書かれている。
  • が、別の情報では「〇〇はダメ」と書かれている。

といったケースですね。いわゆる「正反対のことをいっている情報」です。

写真でいえば、

  • 情報A「こうした写真を撮るときは、〇〇に気をつけましょう」
  • 情報B「こうした写真を撮るときは、〇〇は気にする必要がありません」

というような場合ですね。

これは学ぶ方からすると非常にやっかいなもので、「一体どっちなんだよ!」と混乱してしまいます。

なぜ情報の方向性がバラバラになる?

では、なぜネットでは情報の方向性がバラバラになるのかを考えてみましょう。

本を例に考えてみる

今回のテーマは、「本」を例にして考えるとわかりやすくなります。

たとえば、写真を学びたいと思い、書店で入門書を1冊買ったとします。

著者の欄をみてみましょう。

すると、おおよそ次のいずれかに当てはまるかと思います。

  • 著者が1人のもの
  • 複数の著者によって書かれているもの

1人が書いているか、あるいは複数人で書いているかというものですね。

が、本の場合は、実際にはほかにもスタッフがいます。原稿を「本という形にするためのスタッフ」ですね。

そこには当然のことながら、本の方向性を決める(まとめる)存在もいます。

ですので、1冊の本という形になれば、そこにはある程度の方向性があります。

仮に原稿の段階で矛盾があったような情報でも、本という形になる前に、内容のすり合わせが行われているので、わたしたちが手にする時には、読んでいて混乱しにくいようになっています。

近年は、このあたりの質の低下が目立つ本もみられるようになってきましたが、今回の記事では、あくまで「本」というジャンル全体の傾向としてみていきます。

つまり、かんたんにいえば、本の場合は「情報の交通整理をする人」がいるわけですね。

ですので、読者はさほど迷わずに読み進めていけるわけです。

次回に続きます。