カメラを買ったら、液晶画面に保護フィルムをつけておくと安心です。
というわけで、今回は液晶保護フィルムの選び方について解説していきます。
液晶保護フィルムって何のためにつけるの?
まずは液晶保護フィルムの役割について書いていきましょう。
液晶保護フィルムは、液晶画面をキズや汚れから守る役割があります。これを基本に、様々な仕様のものがでていて、画面の反射を低減させたり、衝撃に強いもの、撥水効果があるといったものもあります。
液晶フィルムは必要なの?
液晶保護フィルムは「つけておくと安心」というアイテムです。
今のカメラは、液晶画面をむき出しのままでもキズがつきにくいものも多く、「液晶の保護」という観点からみると、フィルムは必要ないという声もあります。
が、つけておくと安心感があり、液晶が傷つく・汚れるのを気にせずに使えるというメリットがあります。
実際、液晶画面の上にフィルムをかませるわけですから、むきだしの場合よりも外部からのダメージを抑えることができます。
液晶保護フィルムの選び方
というわけで、液晶保護フィルムの選び方をみていきます。
液晶保護フィルムにはざっくりわけて、次のような種類があります。
・その機種専用のもの
・汎用品(いろいろな機種に使えるもの)
・100円ショップのもの
それぞれについて、みていきましょう。
その機種専用の保護フィルム
まずは、機種専用の保護フィルムです。
HAKUBA デジタルカメラ液晶保護フィルムMarkII Canon EOS Kiss X9 専用
このタイプのものは、機種ごとの液晶サイズにあわせて作られており、すぐに使えるのが特長です。
カメラの販売店でもよくみるタイプのものですね。HAKUBA、Kenko、ETUMIのものが有名です。
このタイプは、液晶画面を保護するほかに、反射を抑える、衝撃に強いなど様々な特長があります。
ちなみに、画面よりもわずかに小さく作られているものが多く、貼った後は画面の端にわずかにスキマができます。
汎用品の液晶保護フィルム
つづいては汎用品です。
Kenko 液晶保護フィルム 液晶プロテクター ARハードコートタイプ フリーサイズ
汎用品の保護フィルムは、サイズさえあえばどの機種にも使えます。フリーカットタイプになっているので、自分でサイズ調整をする必要があります。
効果は専用の保護フィルムと同等なものもあり、カットする手間を惜しまなければ十分に使えるアイテムです。
購入前には、きちんとサイズ確認をしておく必要があります。
ちなみに「液晶用」であればカメラにも使えますので、タブレット用やカーナビ用やパソコン用でも使えます。
100円ショップの液晶保護フィルム
100円ショップの液晶保護フィルムも問題なく使えます。
上の2つに比べると、薄かったりはがれやすかったりといった点はありますが、安価で買い替えもしやすいのが大きな魅力です。
最近は、反射防止などいろいろな効果が書かれたものが増えてきましたが、さほど実感できないものもあります(笑)。
張り替えを前提に考えても、最も安く使うことができます。
【おまけ】100均の液晶保護フィルムの使用感
せっかくなので、100円ショップの液晶保護フィルムの使い勝手について書いてみます。
ダイソーとセリアで買ったものを数台のカメラに使った感想です。
買う時は、まずパッケージにダメージがなさそうなものを選ぶのがポイントです。
というのも、確認せずに買うと、誰かが持ったときについた指の形(シワ)がついていることがあるためです。
さて、使用感ですが、長いものは数年つけっぱなしにしていますが、こちらは問題なく使えています。自分でカットした切り口がいまいちというぐらいです(笑)。
別のカメラでは、貼った後にフィルムが反ってくるものがありました。カメラを使っていると、端のほうからだんだん浮いてきます。電源を切ると、なぜかもとに戻ります(笑)。
これ以外のものは、使用中にはがれることもなく普通に使えています。タッチパネルの反応も問題なしです。
反射低減のものも買いましたが、効果は「言われてみれば・・・」という印象です(笑)。
品質には多少のばらつきがある感じですが、そのつもりで買えば、普通に使えるフィルムですよ。
まとめ
今回は液晶保護フィルムについての解説でした。今はいろいろな種類のもの効果があり、選ぶのに悩むことの多いアイテムですね。ほしい効果に絞って探すと、選びやすくなりますよ。
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
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