カメラとレンズを接続する部分のことを「マウント」といいます。
カメラのこの部分がマウントです。
メーカー別の主なマウント
各メーカーの主なマウントには次のものがあります。
キヤノン
- キヤノンEFマウント
- キヤノンEF-Sマウント
- キヤノンEF-Mマウント
ニコン
- ニコンFマウント
- ニコン1マウント
オリンパス、パナソニック
- マイクロフォーサーズマウント
富士フイルム
- Xマウント
ペンタックス
- ペンタックスKマウント
- ペンタックスQマウント
ソニー
- ソニーα Eマウント
- ソニーα Aマウント
マウントの調べ方
マウントはメーカーのホームページやパンフレットの仕様表で確認することができます。
例えば、パナソニックのミラーレス一眼 GF9は、マイクロフォーサーズマウントです。
仕様表|DC-GF9|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic より
オリンパスのマクロレンズ M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macroは、マイクロフォーサーズに対応しています。
主な仕様 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro | 交換レンズ M.ZUIKO PREMIUM | オリンパス より
メーカーは違いますが、どちらもマイクロフォーサーズです。
ということは、パナソニックのGF9に、オリンパスのM.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macro
をつけて使うことができるわけです。
もちろん、オリンパスのカメラにパナソニックのレンズをつけることもできます。
カメラとレンズのマウントが違うと使えない
マイクロフォーサーズ以外のマウントはメーカーごとに形状や仕様が異なります。
そのため、”ニコンのカメラにキヤノンのレンズを取り付ける”というようなことはできません。
また、同じメーカーでもカメラのマウントに対応しているレンズでないと使うことができません。
例 EOS Kiss X8iの場合
ここでは、キヤノンのデジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X8iに取り付けできるレンズ、取り付けできないレンズの一例をご紹介します。
EOS Kiss X8iのマウントは、キヤノンEF-Sマウントです。
キヤノンの単焦点レンズ EF-S 24mm F2.8 STM ・・・使えます
キヤノンのAPS-Cデジタル一眼レフに対応しているレンズなので取り付けできます。
キヤノンの単焦点レンズ EF-M 22mm F2 STM・・・使えません
こちらは、ミラーレスカメラ(キヤノンEF-Mマウント)専用のレンズです。
同じメーカーでもマウントが違うので取り付けることができません。
まとめ
マイクロフォーサーズ以外のマウントはメーカー毎に仕様が異なります。
原則として、オリンパスとパナソニック以外はメーカーが違うカメラとレンズを組み合わせて使うことはできません。
また、同じメーカーでもマウントが異なる場合は使えませんので注意しましょう。
Midori
はれときどきカメラの中の人。日々、カメラを持ってまちあるきをしています。最近は塩パンにはまっています。
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