今回は互換品・汎用品についてお届けします。
わたしたちが使っているカメラ用品の中には、カメラメーカーが公式で販売しているものとは違うアイテムがあります。
それは「汎用品」「互換品」などと呼ばれるアイテムです。
カメラメーカーとは別の会社あるいはメーカーが販売しているものですが、ユニークな仕様になっていたり、安く使えたりするのが魅力です。
公式製品ではないため、使用はあくまで自己責任になりますが、わたしたちはたとえばこんなアイテムを使用しています。
レンズフード
レンズフードはメーカー公式のもののほかに、エツミのラバーフードを使っています。
伸縮可能なラバーフードで、使用しないときは縮めておく(折りたたむ)ことができます。
このラバーフードには様々なサイズのものがあり、使用するレンズのフィルター径にあったものを購入する必要があります。

フィルター径が同じであれば、違うメーカーのカメラのレンズにもつけることができます。
使用感など
ちなみにこのフードの初めて使用したのは、PENTAXの単焦点レンズを購入したとき。
レンズには最初からレンズフードが付属しているものもありますが、このレンズは付属しないタイプ。そこで初めて購入したのがエツミのラバーフードです。
つけたときに最初に思ったのは「外観がちょっとゴテッとしているかも」。
プラスチックや金属のフードのスマートな外観に比べると、見た目がやや重い印象があります。
が、見た目と反して、重さ(質量)は特に気にならず、伸縮もスムーズ。
また、全体がラバーでできているので、レンズを保護してくれている安心感があります。
いい買い物をしたと感じています。
リモートケーブル
リモートケーブルは、カメラにつないでシャッター操作をするためのアイテムです。
カメラに直接触れることなくシャッター操作ができるので、ブレ防止やスローシャッターを使う際に便利なアイテムです。
私が使っているのは、Kenkoのリモートコード「リモート90L」です。
「オリンパス用」を購入し、オリンパスのミラーレス一眼に使用しています。

使用感など
「リモートケーブルってどんなものだろう?」と知りたく思い、購入したアイテムです。
つまり、初めて使うリモートケーブルだったわけですが、私の用途が主にマクロ撮影だったこともあり、感じたのは「このアイテムで十分だな」ということ。
本体は非常にシンプルなデザインで、操作部分はボタンまわりのみです。
基本操作は、カメラのシャッター操作と同じで、「半押し」「全押し」ができます。半押しでピントをあわせ、全押しでシャッターを切ることができます。
ケーブルの長さは90センチあります。その範囲内であれば、カメラから離れて撮影ができるわけですね。
私は主にマクロ撮影の際にこのアイテムを使用していますが、非常に便利。シャッター操作時にカメラに振動を与える確率がグッと減るので、とてもありがたいアイテムです。
シャッター操作の反応は上々で、使用していて特に問題を感じたことはありません。
ちなみに、ボタンを半押しした状態でスライドすると、シャッターを開いたままの状態をキープできます。バルブ撮影に便利な機能です。
本体はプラスチックでできています。
外観はややチープな印象ですが、個人的にはシンプルな操作で使いやすく、とてもよいアイテムだと感じています。
次回に続きます。