撮影に行く際に、気をつけたいのは忘れ物です。
たとえばよくあるのが
- メモリーカードを入れるのを忘れていた
- バッテリーの充電を忘れていた
- 交換レンズを忘れた
といったケース。現場で気づいたときは、非常にショックです。
「撮りたいのに撮れない」「せっかく来たのに撮れない」というのは、この上なくつらいもの。
そうした忘れ物を防ぐためにはチェックリストをつくっておくと便利です。
チェックリストをつくっておこう
チェックリストとは、あらかじめ必要な項目をリストアップしておき、OKだったらチェックを入れるというものです。
このタイプのものとしては、やることをピックアップして、達成できたらチェックを入れる「ToDoリスト」が有名ですね。
チェックができればいいので書式はどんなものでもOKですが、上記の画像のように、最初から枠が印刷されているものを使うと、見やすさが向上します。
チェックリストは、紙のものでもデジタルのものでも構いません。
チェックリストでは何をチェックする?
チェックリストでは、撮影に必要なものをリストアップし、チェックをできるようにしておきます。
たとえば
- カメラにメモリーカードがセットされているか
- バッテリーの充電は十分か
- レンズは適切なものが入っているか
- 予備のメモリーカード、バッテリーは入っているか
といった項目をつくっておきます。
そして、撮影の前日に各項目をチェックして、OKならチェックを入れていきます。そうして全部の項目にチェックが入れば準備完了です。
チェックリストをカメラバッグに入れておく
チェックリストは、可能であればカメラバッグに入れておくと便利です。
撮影をしていると、「あ、次からはこんなものがあったら便利かも」と気づくことがあります。
そうした時は、その場でチェックリストに書き込むんですね。
このようにすると、思いついたことを忘れることなく、次の撮影の準備のときに生かすことができます。
また、カメラバッグにチェックリストを入れておけば、撮影の準備をする際に「チェックリストの存在を忘れていた」という事態が起こりにくくなります。
事前のチェックを忘れそうなときは
事前のチェックを忘れそうなときは、カメラバッグの目立つところに荷札をつけておきます。
「チェックリストでチェック」「忘れ物がないかチェック」などと書いておけば、忘れにくくなります。
チェックリストを活用しよう
チェックリストは撮影前の準備だけでなく、撮影後にやることをチェックするのにも便利です。
たとえば、次のような項目をチェックしてみましょう。
- 写真データをハードディスクに入れる
- カメラや機材の掃除をする
- 今わかる範囲で、次回の撮影に必要なものを書き出しておく
つい後回しにしてしまいがちなことや、忘れそうなことを項目に挙げておくんですね。
特に「今わかる範囲で、次回分のチェックリストを書き出しておく」ことは非常に有効です
忘れがちなものは常に書いておく
忘れやすいものや、忘れるとダメージが大きいものは、あらかじめ全ページに書いておくと便利です。
特に次の点は常に気をつけたいところです。
- メモリーカードの入れ忘れ
- バッテリーの充電ができていない
- メモリーカードの容量が少ない
いずれも「撮影ができない」事態に陥ってしまう可能性があるものです。これは要チェックポイントですね。
撮影時には予備のメモリーカードやバッテリーがあると便利です。
今回の記事で紹介したアイテム
今回の記事で紹介したアイテムは次の通りです。
【チェックリスト】
【荷札】
今回は、撮影前の準備でチェックリストを使う方法をお届けしました。
少ない手間でしっかりとチェックができるのでおすすめですよ。よかったら参考にしてみてください。