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やりたいことから覚えていく

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今回は入門書や技法書の活用法をお届けします。

入門書や技法書は、新たな知識やテクニックを身に着ける際に心強い味方になってくれます。

両者のもっともオーソドックスな活用法は

  1. 最初から順に読んで理解を積み重ねていく
  2. 興味のあるところから芋づる式に知識を広げていく

といった使い方でしょう。

1は、文字通りの方法ですね。本の最初から順番にすすめていくやり方です。

それに対し、2の方法は1のやり方とはずいぶんと違っています。本の構成は関係なく、興味のあるページから学んでいく方法です。

興味がある項目が第3章にあるとしたら、その前にあるページは飛ばして、いきなりその章から読むようなスタイルです。

今回はこの方法についてお届けします。

今回の例:Aさんの場合

今回は私の手元にあるこの本を例にしてお届けします。

いろいろなシーンでの撮影方法を簡潔にまとめた1冊です。

この本の中に「朝焼けの太陽を撮る」という項目があります。

ここでは、まったくの初心者であるAさんがこの本を手にしたと想定して話をすすめていきます。

どのように読んでいく?

Aさんの目的は「朝焼けの太陽を撮ってみたい」。この項目の内容と合致しています。

そこでAさんは、まったくの初心者さんですが、いきなりそのページを読んでみることにしました。

すると、撮り方のポイントとして

  • スポット測光を使うと便利
  • ワイド側を使うとまわりの様子も写しこめるよ

といったことが書かれています。

ここでAさんにとっては知らない言葉が2つ出てきています。

スポット測光」「ワイド側」という言葉です。

知らない用語が出てきたら

この方法で重要なのは、知らない用語が出てきたら、考えてみたり調べたりすることです。

たとえば、スポット測光。

本には「スポット測光を使うと便利」とあります。ということは、カメラにはおそらくほかの測光方法もあるはずです。

というわけで、ここでは次のようなことが頭に浮かんできます。

  • ほかの測光方法は何があるんだろう
  • この書き方からすると、初期設定の測光方法は別のものなのかな?
  • そもそも測光とはなんだろう

この方法のポイントはここです。

このように頭に浮かんだ疑問を1つずつ解消していくのですね。

ここではAさんに調べてもらいましょう。調べ方は1つではありません。

調べてみよう

知らない用語や疑問が出てきたときは、たとえば次のような調べ方ができます。

  1. その本の目次をチェックしてみる
  2. カメラの説明書を読んでみる
  3. ネットで検索してみる

おおよその疑問はこれで解消できると思います。

上に挙げた例で、あなどってはいけないのがカメラの説明書です。

カメラの説明書は一見すると、とっつきにくい印象がありますが、実は情報の宝庫。難しい用語も、的確な言葉でわかりやすく解説されていたりします。

カメラの説明書は情報の宝庫!説明書を読んでみよう
カメラには、機種ごとに説明書があります。 説明書というと、以前は製本されたものが主流でしたが、今は便利なもので、メーカーの公式サイトから各機種のマニュアルをみることができます。 たとえばこちらは、キヤノンの公式サイトからみられるEO...

こうして調べていると、説明に出てくる言葉の中に知らないものが出てくることがあります。

その場合もやり方は同じです。そう、考えてみたり調べてみたりするのですね。

あとはこれを繰り返していきます。次回に続きます。