OLYMPUSから出ているマクロレンズに「OLYMPUS M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macro」があります。
今回はその実写レビューです。
M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macro
まずは、M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macroのスペックからみていきましょう。
焦点距離 | 60mm(35mm判換算120mm相当) |
開放F値 | F2.8 |
レンズ構成 | 10群13枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最短撮影距離 | 0.19m |
最大撮影倍率 | 1.0倍(35mm判換算2.0倍相当) |
マウント | マイクロフォーサーズシステム規格 |
防滴処理 | 防塵防滴構造 |
重さ | 約185g |
フィルター径 | 46mm |
マイクロフォーサーズ規格のマウントなので、OLYMPUSとPanasonicのミラーレス一眼で使うことができます。
実写レビュー
ほどよいシャープさを保ちつつ、自然ですっきりとした描写をします。
AFの精度もよく、非常に使いやすい印象です。
開放近辺で撮ると、ピント位置はくっきりシャープに写り、そこからなだらかにボケていきます。
M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macroは、OLYMPUSまたはPanasonicのミラーレス一眼につけると、35mm判換算で焦点距離120mm相当の画角になります。
撮影中、小さな虫が出てきました。体は1cmもない感じ。
開放近辺は被写界深度が非常に浅いので、クローズアップ撮影では三脚を使うと便利です。
上の写真は手持ちで撮りましたが、ほんのわずかな揺れでもピントがはずれてしまうので、三脚を使ったほうが圧倒的に楽です(笑)。
絞って撮ると、グッズ撮影や商品撮影にも使えます。
被写体にグッと近づけるので、「寄れる単焦点レンズ」としても使えます。
絞りを変えて撮ると、様々な描写がたのしめます。
このように、1本あれば様々な描写がたのしめます。
ちなみに、M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macroは、レンズに手ぶれ補正機構が入っていません。手ぶれ補正を使いたいときは、ボディ側に手ぶれ補正機構が入っている必要があります。
まとめ
M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macroはクローズアップ撮影からふだん使いまで、いろいろなシーンで使えるレンズです。非常に使いやすくていいレンズですよ。おすすめ!
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
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