カメラと三脚の接続をスピーディーにするパーツに、クイックシューがあります。
クイックシューをあらかじめカメラの下につけておけば、三脚との接続がスムーズになります。
今回は、クイックシューについてみていきましょう。
クイックシューのしくみ
シュー部分にはこのようなネジがついています。
これは、カメラの底部のネジ穴に対応しているサイズで、これでカメラとクイックシューを固定します。
カメラにつけたあとは、
画像引用:Velbon公式サイト
簡単に三脚につけることができます。
カメラと三脚を直接固定しなくていいため、スムーズな着脱ができます。
クイックシューの固定方式
クイックシューと雲台は簡単に接続できるようになっています。たとえば次のような方法があります。
レバーロック式
画像引用:Velbon公式サイト
手前のレバーをひき、クイックシューをはめたらレバーを戻して固定。ワンタッチで固定できるタイプのものです。
開閉してから固定するタイプ
ネジやレバーをゆるめて接続部を開き、クイックシューをはめたら、ネジやレバーをしめて固定するタイプです。
開閉の手間は多少かかりますが、がっちりと固定されます。
クイックシューのタイプ
次は、クイックシューの上面をみてみましょう。カメラをしっかりとホールドするために、様々なタイプのものがあります。
全体がゴム
カメラと接触する部分の全面にゴムが貼られたタイプのものです。表面はフラットなものやギザギザの入ったものがあります。
複数のゴムが配置されているタイプ
ポイントポイントにゴムが配置されているものです。ゴムの表面はギザギザが刻まれているものが多く、ホールド力があります。
ゴムの配置や数は商品ごとに違いがあります。
ゴム入りコルク
コルクボードのような外見ですが、ゴムが入ったコルクです。こちらも保持力があります。
クイックシューの裏はどうなっている?
クイックシューの裏は、カメラと接続するネジがまわしやすいように設計されています。
刻まれている溝は、コインをはめてまわすためのものです。コインを使うことで、よりしっかりと締めることができます。
また、写真のように指でまわす用のフックがついているものもあります。このフックがあると、コインがなくてもしっかりと締めることができます。
まとめ
今回はクイックシューの解説でした。
カメラと三脚を頻繁にはずす場合だけでなく、複数のカメラを使う場合もクイックシューがあると便利ですよ(複数のカメラに使う場合は、それぞれにシューをつけておきます)。
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
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