OLYMPUS・Panasonicのミラーレス一眼(マイクロフォーサーズ機)の「写る範囲(画角)」を知りたいときは、焦点距離を2倍にして考えます。
このように考えます
OLYMPUSのミラーレス一眼用レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」を例に考えてみましょう。
OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
「45mm」という数字だけをみると、標準レンズの画角に思えます(標準レンズとは、「肉眼でみたのと同じぐらいの範囲」が写るレンズのことです)。
ですが、マイクロフォーサーズ機の「写る範囲」を考えるときは、この数字を2倍して考えるというルールがあります。
実際に計算してみよう
そのまま2倍でOKですので、45mmの2倍で「90mm」。これが、実際に見える範囲になります。
90mmは「中望遠」と呼ばれる分類になります。中望遠レンズは「肉眼でみるよりもだいぶ狭い範囲」が写ります。
標準レンズよりも写る範囲がだいぶ狭くなりますので、注意が必要です。
「標準レンズの画角」がほしいときは
次は、「標準レンズの画角」のものを探してみましょう。
標準レンズは「肉眼でみたのと同じぐらいの範囲」が写るレンズのことで、焦点距離が50mmあたりのレンズのことをいいます。
マイクロフォーサーズ機で「標準レンズの画角」をさがす場合は、2倍して50に近くなる数字がついているレンズを選びます。
Panasonic LUMIX G 25mm / F1.7 ASPH.
Panasonic マイクロフォーサーズシステム用 25mm F1.7 単焦点レンズ
ここでは「Panasonic LUMIX G 25mm / F1.7 ASPH.」を例に挙げてみましょう。
「25mm」を2倍すると「50mm」ですから、標準レンズの画角、つまり「肉眼でみたのと同じぐらいの範囲」が写ります。
まとめ
このようにマイクロフォーサーズ機は、「2倍」が大きなキーワードです。オリンパス、パナソニックのミラーレス一眼をお持ちの方は知っておくと便利ですよー。
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。好きな絵本は「おばけのてんぷら」。
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