「ぼかして撮る」のは、デジタル一眼の大きなたのしみです。
今回はぼかして撮るメリットをみてみましょう。写真がもっとたのしくなりますよ。
ぼかすと主役が際立つ
背景を大きくぼかすと、主役となる被写体が際立ちます。
ボケは写真や映像ならではの表現で、肉眼で見るのとは違った世界をたのしむことができます。
ボケの大小に関わらず、主役がグッと引き立ちます。また、この写真のように奥がぼけていると、画面に奥行きがでます。
ボケで背景を整理する
ボケを使うと、ごちゃごちゃした部分をすっきりとさせることもできます。
上の写真では、花柄の壁をぼかすことで画面がうるさくなりすぎないようにしています。
この写真では、鳥(カワラヒワ)のとまっている枝以外はボケています。
こうした場面で、全部の枝をはっきり写してしまうと、ごちゃごちゃした画面になってしまいます。ぼかすことで、背景をすっきりとさせます(煩雑な印象を抑えます)。
ぼかすと画面に距離感が出る
カメラは、ピントが合った面の手前と奥がボケます。
たとえばこの写真のように、手前と背景がボケると、画面の中に距離感が出ます。それによって奥行きが感じられるようになり、立体感も出ます。
この写真のように背景を大きくぼかして、色だけにするのも面白い方法ですよ。
まとめ
今回はボケを使うメリットをいくつか紹介しました。狙いを持ってぼかすよと、たのしさが広がりますよー。
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
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