前回の記事では「寄っている気持ちを分散する」と題して、頭が「ほしくてたまらない」気持ちでいっぱいになっているときの対策をお届けしました。
今回はその続きです。
目に入る情報をしぼってみる
物欲がおさえられないときは、「自分からほしいものを探しにいっている」ことが多々あります。
こうした行動は自分で気づかずに行っていることが多いため、注意が必要です。
その行為をセーブすることで、とまらない物欲に歯止めをかけられることがあります。
たとえば私たちの場合は、次のようなことがありました。
ショップをみないという選択肢
私たちの場合は、「カメラ用品を扱うネットショップをみる回数を減らす」のがとても有効でした。
私たちは一時期、カメラ用品を扱うネットショップをみるのにハマっていたことがあります。いろいろな商品をみられるのがたのしくて、その頃はほぼ毎日チェックしていました。
また、そうしたショップのメールマガジンも登録していたので、新商品やセールなどの情報が常に入ってきます。
すると、いつの間にか、そのショップの展開や商品に一喜一憂するようになってくるのですね。
たとえばセールの情報が入ってくると、次のような気持ちになります。
- おお、これは安いなあ。買わなきゃ!
- 数が少なそうだし、買わなきゃ!
- え、セール? これは何か買わなきゃ
- このメーカーのアイテムもおもしろそうだな、買ってみようかな?
という気持ちになり、非常にテンションが上がります。
こうした状況は、買い物が持つたのしみではあるのですが、物欲がおさまらないときはとても危険です。
ましてや、私たちの場合は、ほぼ毎日そのショップをチェックしていたので、ほしいものが次々に増えていくような状況でした。
これはいったいどういう状況なのか
では、上の状況を少し整理してみましょう。
そもそも、私たちが「そのショップをほぼ毎日みていた理由は何なのか」から考えてみます。
これはひとえに「たのしいから」。
そして、何がたのしいのかといえば
- お得な商品や掘り出し物がみつかることがあるから
- 新しく入荷した商品をチェックできるから
といった点が主でした。
じゃあ、なぜそれをたのしみにしていたのかというと、「何かほしいものはないかなあ?」「次に買うものを探していた」が目的だったからだと思います。
つまり、自分から「ほしいものを探しにいっていた」わけです。
それもほぼ毎日ですから、ほしいものが増えていくのは当然の話といえます。
次回に続きます。