写真のぶれには、手ぶれのほかに「被写体ぶれ(ひしゃたいぶれ)」というものがあります。
これは撮影中に被写体が動いてしまい、写真がぶれてしまうことをいいます。
手ぶれではないため、カメラやレンズに「手ぶれ補正機能」があっても補正できません。
被写体ぶれの例
被写体ぶれには次のようなケースがあります。
かわいい鳥がいたので撮ろうとしたところ、シャッターを押した瞬間に鳥が走り出してしまいました。そのため、鳥がぶれて写りました。
このように、撮影時に被写体が動いてしまい、ぼやけて写ること「被写体ぶれ」といいます。
手ぶれと違い、手ぶれ補正や三脚では対応できません。
手ぶれとの違い
「手ぶれ」は撮影する際に、カメラが動いてぶれてしまうことをいいます。
上のように鳥を撮る場合でしたら、「鳥は止まっていたのに、カメラが動いてぶれてしまった」時に発生します。
これは「撮影時にカメラが動いてしまうこと」が原因ですので、三脚を使ったり、きちんと構えるなど、カメラを固定することで解消できます。
また、手ぶれ補正機能によっても軽減することができます。
まとめ
今回は手ぶれとならぶ「ブレ」の要素である「被写体ぶれ」の解説でした。
こうしたぶれの原因を知っておくと、ぶれが発生した時も対応がしやすくなります。
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
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