ズームレンズのいちばん短い焦点距離を「ワイド端」、いちばん長い焦点距離を「テレ端」といいます。
端は「たん」と読みます。ワイドたん、テレたんですね。
ズームレンズって何?広角ズーム、標準ズーム、望遠ズームは何が違う?
ズームレンズとは何かを分かりやすく解説。広角ズーム、標準ズーム、望遠ズームの違い、単焦点レンズとの違いについても。デジタル一眼レフ・ミラーレス一眼の初心者さんにも分かりやすく解説しています。
ワイド端、テレ端の例
ズームレンズには、○mm-○mmという形で焦点距離が表示されています。
たとえば、D3400のレンズキットには「AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」というレンズが同梱されています。
この場合は
・ワイド端:18mm(27mm相当)
・テレ端:55mm(82.5mm相当)
となります。※( )内は、35mm判換算をした数字です。
ズームレンズで目一杯ひいたのがワイド端、目一杯ズームしたのがテレ端と考えるとわかりやすいでしょう。
ワイド側、テレ側
ズームレンズの広角側を「ワイド側」、望遠側を「テレ側」という場合もあります。「端」の意味も含めて使う場合もあります。
まとめ
つまり、いちばん広角側をワイド端、いちばん望遠側をテレ端というわけですね。どちらもよく使われる用語ですので知っておくと便利ですよ。
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものはビスくん(駄菓子)。
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