「銀塩カメラ」は、デジタルカメラに対して使われることの多い言葉で、主に「フィルムカメラ」の意味で使われます。
銀塩は「ぎんえん」と読み、「銀塩カメラ」「銀塩」といった使い方をします。
もともとは「銀塩写真を撮るカメラ」全般のこと
写真のフィルムには「フィルム」という呼び方のほかに、「銀塩フィルム」という呼び方もあります。
これは、感光剤に「銀塩」が使われているためで、感光剤に銀塩を使っている写真のことを「銀塩写真」といいます。
銀塩写真を撮るカメラのことを「銀塩カメラ」といいますので、フィルムカメラのことを「銀塩カメラ」または「銀塩」と呼ぶというわけです。
フィルムカメラだけではない銀塩カメラ
銀塩写真は「感光剤に銀塩を使っていること」が定義なので、実際はフィルムだけでなく、湿板や乾板などを使った写真も含みます。
つまり、「フィルムで撮った写真は銀塩写真」ですが、「フィルムで撮った写真だけが銀塩写真ではない」ということになります。
ただ、現在は「銀塩カメラ」「銀塩」といえば、たいていの場合が「フィルムカメラ」「フィルム」を指すものとして使われています。
まとめ
「銀塩」という表現はデジタルカメラに対して使われることが多く、「銀塩カメラの場合は~」「銀塩の時代は~」といった形で使われたりします。
「フィルム」に置きかえて考えると、イメージがしやすくなりますね。
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
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