カメラを持って散歩していると、セキレイによく出会います。地面をちょこちょこ歩き回ったり、走り回ったりするあの鳥です。
上の写真はハクセキレイです。水辺で遠くを眺めています。ハクセキレイは、顔に白い部分が多いのが特長です。
少し歩いて、芝生のようになっている場所に行くと・・・
今度は別のハクセキレイがたたずんでいました。先ほどのハクセキレイとは、少しもようの感じが違うようです。
これもセキレイの特長で、同じ分類でも模様や色の違うものが多くいます。中でもハクセキレイは亜種が多いといわれています。
亜種とは、「別の種類にするほどの違いはないけれど、大きさや形や色などに一定の違いがみられるもの」のことをいいます。
先ほどのハクセキレイが近くに寄ってきました。こうしてみると、とても不思議な模様をしています。モザイクタイルのようで、ちょっと面白いですね。
この模様の部分は、固体ごとでずいぶんと違っていて、はっきりと黒いハクセキレイもいれば、上の写真のようにちょっと変わった模様のハクセキレイもいます。
ハクセキレイのサイズは、だいたい21cmほど。すずめがだいたい14~15cmぐらいですので、それよりも全体に大きめです。
ちなみに鳥の全長は、くちばしの先から尾の先までの長さのことをいいます。
すぐそばでは、えさをとるハクセキレイの姿がみられました。こちらは胸のもようがはっきりした感じです。同じハクセキレイでも、上のハクセキレイとはずいぶん違いますね。
ちなみに、ハクセキレイの鳴き声は、文字で書くと「チチッ、チチッ、ピチュイ」「ズイーチチッチューイ」という感じ。けっこう複雑な鳴き方をします。
少し離れたところには、ずいぶんと模様の薄いセキレイがいました。おそらくハクセキレイの幼鳥かと思われます。
幼鳥は模様がはっきりとしておらず、グレーっぽい色をしています。
幼鳥でも成鳥と同じように元気に走り回ります。えさも上手にとっていましたよ!

まとめ
今回は、いろいろなハクセキレイを紹介しました。身近な鳥ですが、よく観察してみると、とてもたのしいですよ。
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
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