写真データの保存によく使われるアイテムに、外付けのHDD(ハードディスクドライブ)があります。
外付けHDDは低価格化がすすんでおり、3TBや4TBなどの大容量のものでもずいぶんと安く買えるようになりました。
が、この外付けHDD、いざ探してみるとなかなか難しいもの。
実際にお店やネットショップで探してみると、「テレビ録画」「テレビ録画用」といった表記のものが多く、「これはパソコンで使えるのだろうか?」と迷う方もいるかと思います。
テレビ録画用のHDDでもパソコンで使えます
「テレビ録画」「テレビ録画用」といった表記があると、ついそれ専用のHDDかと思ってしまいますが、パソコンでも使えます。HDDとしての基本的な性能は同じです。
では、何が違うかというと、テレビ録画用は
- テレビに接続して動作確認がとれたもの
- 商品によってはテレビ録画をしやすいように設計されている(音が静か、横置きできるなど)
といった性質があります。
つまり、「テレビ録画にも使える外付けHDD」という解釈でOKです。もちろんパソコンで使えます。
心配なときは商品説明や仕様をチェックしよう
「それでも本当にパソコンに対応しているか心配・・・」という場合は、商品説明や商品仕様を確認してみましょう。
たとえば、こちらは上で紹介したテレビ録画用のHDDの商品説明。
商品名には「テレビ録画」と入っていましたが、商品説明には「テレビ/PC対応外付けハードディスク」と入っています。
また、ショップの商品説明で確信が持てないときは、メーカーのページを確認すると確実です。たとえば、上の商品のメーカーページをみると、次のようになっています。
しっかりと「パソコン/テレビ録画対応」と書かれていますね。
「パソコンに対応しているか心配・・・」と感じたときは、このように商品説明やメーカーのページで対応機器を確認しておくと確実です。
併用はできないことに注意
テレビ録画用の外付けHDDは、テレビでもパソコンでも使えます。が、注意したいのは「併用できない」という点です。
同じHDDに、テレビとパソコンのデータを両方入れて使うことはできません。テレビ用はテレビ用、パソコン用はパソコン用として使う必要があります。
万が一、「テレビ録画に使っていたものをパソコンで使いたい」という場合は、そのHDDをパソコン用にフォーマットして使います。
バックアップは複数とろう
大容量のHDDがあると、つい「写真データはここに集約しておこう」と考えたくなりますが、バックアップは複数の記憶媒体にとるようにしましょう。
HDDで怖いのは予期せぬデータトラブル。データが破損したり、データが飛んでしまうと、復元できなくなってしまう可能性があります。
評価の高い機種や有名なメーカーのものでも、そうした事態が起こる可能性があります。
日ごろから複数のバックアップを心がけておくと、データトラブルが発生したときにも対応がしやすくなります。
複数のデータのバックアップ方法について、こちらの記事で詳しく解説しています。
今回の記事で紹介したアイテム
今回の記事で紹介したアイテムは次の通りです。
ちなみに、こちらははれときどきカメラのryotaが使っているものです↓
2年ほど使っていますが、特にトラブルもなく使えています。
今回は「テレビ録画用の外付けHDDは写真データの保存にも使える?」と題して、外付けHDDのパソコン利用についてお届けしました。よかったら参考にしてみてください。