このサイトではよく「情報の取捨選択をすること」について取り上げています。
今は、「目に入ってくる情報」が非常に多い時代です。
私たちの日常は、いわば情報の洪水の中にいるようなもので、よほど気をつけていないと、情報の渦に飲み込まれてしまう、自分を見失ってしまうことが多々あります。
そうしたことを防ぐために必要なのが、情報の取捨選択です。
自分にとって必要な情報かどうかを判断し、必要なものを取り入れて、不要なものは捨てる(整理する)という考え方ですね。
カメラや写真に関しても同様で、情報の取捨選択は欠かせないキーワードになっています。
そこで今回は情報の取捨選択をする際に、迷いやすい点についてお届けします。
判断がつかない情報はどうする?
情報を取捨選択は、「自分にとって必要な情報かどうか」を基準にして、必要と思える情報は取り入れ、そうでない情報は捨てる(整理する)という考え方です。
が、この情報の取捨選択、実際にやってみると、判断に迷う情報に遭遇することがあります。
たとえば次のような情報ですね。
- 必要というほどではないけれど、役に立ちそうな気がする
- それほど重要とは思えないけれど、捨てるにはもったいない気がする
- 必要・不要という感覚は抜きにして、なんだか気になる
そう、「必要」「不要」という2つの枠では分けきれない情報です。
こうした情報に出会ったときに、迷う人は多いかと思います。
取捨選択をしているわけですから
- 無理矢理にでもどちらかの枠に振り分けたほうがいいのかな?
- あるいは、捨てられないのだから、とりあえず「必要」に入れておいたほうがいいのかな?
といった点で悩む人もいるでしょう。
こうした場合はどのようにしたらよいのか考えていきましょう。
「保留」という選択肢を持つ
こうしたケースでおすすめの方法は、「取捨選択」の選択肢を3つにすることです。
つまり、「取り入れる」「捨てる」のほかにもう1つの選択肢を作るのですね。
具体的には「今判断するのは保留」という選択肢をつくります。
- 取り入れる
- 取り入れない
- 今判断するのは保留
という形にするわけですね。
このようにすると、情報の振り分けがしやすくなります。
では、「今判断するのは保留」には、どんな情報があてはまるのかをみていきましょう。
今判断するのは保留
「今判断するのは保留」には次のような情報があてはまります。
- 捨てるにはもったいない情報
- 「取り入れる・捨てる」の判断がつかない情報
具体的には、先ほど例に挙げたような情報です。
- 必要というほどではないけれど、役に立ちそうな気がする
- それほど重要とは思えないけれど、捨てるにはもったいない気がする
- 必要・不要という感覚は抜きにして、なんだか気になる
といった「必要」「不要」という2つの枠では分けきれない情報ですね。次回に続きます。