今回は、Panasonicのレンズを例に、レンズ名の見方を知ってみましょう。
Panasonicのレンズ名の見方
デジタル一眼のレンズ名には様々な記号や略称が入ります。
たとえばパナソニックでしたら、次のような記号や略称が入ります。
- LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 II ASPH./MEGA O.I.S.
今回は、それぞれの表記についてどんな意味があるのかみていきましょう。
LUMIX
レンズ名の最初につく「LUMIX」からみてみましょう。
- LUMIXG VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 II ASPH./MEGA O.I.S.
「LUMIX」は、パナソニックのデジタルカメラのブランド名です。デジタル一眼のほか、コンパクトデジタルカメラにもつけられます。
G
次に「G」の部分をみてみましょう。
- LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 II ASPH./MEGA O.I.S.
この「G」は、パナソニックのミラーレス一眼用のレンズであることを表す記号です。マイクロフォーサーズ規格ですので、オリンパスのミラーレス一眼にも使うことができます。
LEICA DG
Panasonicのマイクロフォーサーズ用のレンズでは「LUMIX G」のほかに「LEICA DG」があります。
これは、Panasonicがライカと提携することで供給が可能になったもので、高品質・高性能なレンズとなっています。
X
そのほか「LUMIX G」のあとに「X」がつくレンズもあります。Panasonicのレンズの中でも高級タイプのものにつけられる記号です。
VARIO
次に「VARIO」の部分をみてみましょう。
- LUMIX G VARIO14-42mm/F3.5-5.6 II ASPH./MEGA O.I.S.
この「VARIO」は、ズームレンズであることを示す表記です。単焦点レンズにはこの表記はつきません。
PZ
Panasonicのレンズには、焦点距離の前に「PZ」という表記が入るものがあります。これは、電動ズーム機能がついたレンズにつけられる表記です。
ASPH.
つづいては「ASPH.」です。
- LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 II ASPH./MEGA O.I.S.
この「ASPH.」は、非球面レンズを採用していることを示す表記です。少ないレンズ枚数で、高倍率化や小型軽量化が可能になった「高性能なレンズ」です。
この記載がないものは球面レンズとなります。
MEGA O.I.S.
つづいては「MEGA O.I.S.」です。
- LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 II ASPH./MEGA O.I.S.
この「MEGA O.I.S.」は、手ぶれ補正がついていることを示す表記です。そのほか、「POWER O.I.S.」もあります。
POWER O.I.S.はより強力な補正が効くようになっています。
まとめ
こうしてみると、表記のそれぞれに意味があることがわかりますね。長いレンズ名になるのもなるほど!という感じですね。
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
\ こちらの記事もおすすめ! /