画像引用:Nikon Direct
ニコンでは、マクロ撮影に適したレンズのことを「マイクロレンズ」と呼んでいます。
これは他社でいうところのマクロレンズのことで、ニコンでは独自に「マイクロレンズ」という呼び方をしています。
マイクロレンズは大きく分けて3種類
マイクロレンズは、小さな被写体を大きく写すことができるレンズです。
ニコンのマイクロレンズには、次の3つのタイプがあります。
- 標準マイクロレンズ
- 中望遠マイクロレンズ
- 望遠マイクロレンズ
の3種類です。
これらの違いは「焦点距離」で、おおよそ次のような分類になります。
- 標準マイクロレンズ:焦点距離50~60mm前後のもの
- 中望遠マイクロレンズ:焦点距離100mm前後のもの
- 望遠マイクロレンズ」焦点距離200mm前後のもの
いずれも35mm判換算をした数字で考えます。
「マイクロ」はレンズ名に限る?
さて、マクロレンズを「マイクロレンズ」と独自に呼ぶニコンですが、この「マイクロ」は、レンズ名に限っているよう。
ほかの場面ではマイクロという表記を使わず、近接撮影のことは「マクロ撮影」、ズームレンズの接写機能は「マクロ」と呼んでいます。
そのほかの独自の呼び方
ちなみにニコンは、「マイクロレンズ」以外にも独自の呼び方を使っています。
代表的なところでは、「DXフォーマット」「FXフォーマット」。これはセンサーのサイズを指す名称で、他社でいうところの「APS-C」「フルサイズ」のことをニコンではこう呼んでいます。
そのほかユニークなところでは、「レンズ交換式アドバンストカメラ」もあります。
これは、ニコンのミラーレス一眼のことです。ニコンではミラーレス一眼という言葉を使わず、こうした呼び方をしています。
まとめ
今回は、ニコンの「マイクロレンズ」についてでした。ちなみに、焦点距離によるレンズの区分けはあくまで「目安」です。
厳密に○mm~○㎜といった区分けがあるわけではなく、おおよそで考えるのが基本となっています。
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
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