今回は、3万円以下で買えるCanon・SONYのミラーレス一眼にオススメの単焦点レンズを紹介します。 ※価格は2016年10月現在のものです。
EF-M22mm F2 STM
Canon 単焦点広角レンズ EF-M22mm F2 STM ミラーレス一眼対応
まずはCanonの単焦点レンズです。
3万円以下で買えるCanonのミラーレス一眼用単焦点レンズなら、「EF-M22mm F2 STM」がオススメです。
美しい自然なボケが魅力
「Canon EF-M22mm F2 STM」は美しい自然なボケがたのしめるのが特長です。風景から日常スナップまで、幅広いシーンで使える単焦点レンズです。
ほどよく近づいて撮れるので、おいしそうな料理やきれいな花など、お気に入りのモチーフをアップで切り取ることもできます。
薄くて軽い「パンケーキレンズ」
「Canon EF-M22mm F2 STM」は厚さ23.7mm、重さは約105g。このような形状から通称「パンケーキレンズ」と呼ばれます。
レンズ自体がコンパクトなので小型のミラーレス一眼との相性もバッチリ。コンデジのような感覚で、気軽に持ち出して撮影をたのしむことができます。
旅行のお供にもよさそうですね。
「EF-M22mm F2 STM」は焦点距離22mmの単焦点レンズですが、Canonのミラーレス一眼につけると、焦点距離35mmの画角になります。
諸説ありますが、焦点距離35~50mmあたりは人間の視野に近い「標準」と言われる画角で、昔から「まずはこの画角で腕を磨いた」というカメラマンも多く、オススメされることの多い画角です。
参考 実写レビュー PHOTO YODOBASHI│Canon EF-M22mm F2 STM
E 50mm F1.8 OSS SEL50F18
続いては3万円以下で買えるSONYの単焦点レンズです。
「E 50mm F1.8 OSS SEL50F18」は、SONYのミラーレス一眼ユーザーならぜひとも持っておきたい人気の単焦点レンズです。
専用レンズフードが付属しているのもうれしいポイントです。
手ブレ補正機能
このレンズの特長は、美しくソフトなボケ味。
料理や小物撮影から人物撮影まで様々なシーンでたのしめるレンズです。
手ブレ補正機能がついているので、暗めの室内でも安心して撮影することができます。
「E 50mm F1.8 OSS SEL50F18」は焦点距離50mmの単焦点レンズですが、SONYのミラーレス一眼につけると、焦点距離75mmの画角になります。
焦点距離50mmの画角ではないので、注意が必要です。
参考 実写レビュー PHOTO YODOBASHI│SONY SEL50F18 E 50mm F1.8 OSS
「明るい単焦点レンズ」の魅力
今回紹介したのは、どちらも「明るい単焦点レンズ」です。
明るい単焦点レンズは、メリットが多く、よくオススメされるレンズです。たとえば次のようなメリットがあります。
1・ぼかしたい人にはオススメ!大きくぼかすことができる
2・暗い場所での撮影に強いので、室内やお店の中でも撮りやすい!
3・キットレンズより画質が安定してキレがあるので、ステキに撮れる!
4・コンパクトで携帯しやすい
そう、とにかく「一眼らしい写真」が撮りやすいのです。
背景をぼかすなどのボケを出しやすく画質がいい、さらには持ち運びも楽なので非常にいいのです。
★単焦点レンズについては次のページで詳しく解説しています。ぜひお読みください。
単焦点レンズを選ぶ際に知っておきたいこと
今回紹介したのはミラーレス一眼用のレンズとなります。同じメーカーでもデジタル一眼レフのカメラにそのまま付けることはできませんので注意が必要です。
☆単焦点レンズについて知っておくといいこと
レンズ選びで気をつける点はもう1つあります。初心者さんほど知っておきたい点です。
APS-C機は35mm判換算が必要です
今回紹介したレンズの焦点距離は「22mm」「50mm」ですが、撮像素子(イメージセンサー)がAPS-Cサイズの場合は、その数字どおりの画角にはなりません。
35mm判換算をする必要があります。
・キャノンは1.6倍する(正確には1.61倍)
・ソニーは1.5倍する(正確には1.53倍)
つまり、APS-C機で使う場合は
1・Canon EF-M22mm F2 STMは、焦点距離35mm相当
2・SONY E 50mm F1.8 OSS SEL50F18は、焦点距離75mm相当
の画角となります。APS-C機をお使いの方はこの点を知っておきましょう。
参考 35mm判換算とは何か?
まとめ
レンズを交換できるのはデジタル一眼の大きな魅力です。
興味のある方はぜひ単焦点レンズもためしてみてください。表現の幅が広がって撮影がもっと楽しくなります。
新しいレンズを買ったら、「レンズフード」や「保護フィルター」も用意すると安心ですよ。