これからカメラをはじめようという人や初心者さん、カメラ女子で一眼レフ（デジタル一眼レフ）とミラーレス一眼で迷っている人も多いと思います。
「そもそも違いがよくわからない」なんて声もよく耳にします。
この項目「カメラのはなし」では、数回にわけて一眼レフ（デジタル一眼レフ）とミラーレス一眼の違いをお話していきます。
まずは言葉のはなしから。
ミラーレス一眼は「一眼レフ」ではありません。
一眼レフとミラーレス一眼は同じデジタル一眼の仲間ですが、ミラーレス一眼は「ミラーレス一眼レフ」とは言いません。
一眼というと、ついそのあとに「レフ」とつけたくなってしまいますが、「ミラーレス一眼」には「レフ」はつかないので注意が必要です。
なぜ「レフ」がつかないの？
レフというのは、もともと「反射」を意味する言葉で、レフレックスといいます。
一眼レフは、中に鏡（ミラー）がついていて、その反射（レフレックス）を利用して撮影をします。
ミラーレス一眼は、そのミラーがありません。
そう、鏡の反射（レフレックス）を使って撮るカメラではないので、「レフ」という言葉はつけないのです。
「一眼レフ」で１つの言葉ではなく、しくみの話なのですね。
デジタル一眼という表記
そういう目でカタログや本をみてみましょう。
「一眼レフ（デジタル一眼レフ）」のほうにはレフという言葉が入っていますが、「ミラーレス一眼」のほうには、どれをみても「レフ」という言葉はついていませんね。
本などで、一眼レフ（デジタル一眼レフ）とミラーレス一眼の両方に対応している場合は、「デジタル一眼」という表記をしている場合もあります。
そう、しくみが違っても、一眼レフとミラーレス一眼は同じ「デジタル一眼」の仲間なのです。
デジタル一眼レフやミラーレスの本を探している人は「デジタル一眼」という表記で探すのもアリですよ。
一眼レフ（デジタル一眼レフ）とミラーレス一眼の違いについて、まずは言葉のはなしでした。
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