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「防塵・防滴」って何?知っておきたいデジタル一眼の基礎知識

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最近は低価格帯でも「防塵・防滴仕様」のデジタル一眼が出てきました。今回は「防塵・防滴」についての解説です。

防塵・防滴とは


防塵・防滴とは、内部に水滴やホコリが入らないように設計されたものを言います。

そのため、天候を選ばずに撮影ができるというメリットがあります。

防塵・防滴仕様だと次のような場面でも撮影ができます。

・雨や悪天候の中でも撮影ができる
・水辺や滝、噴水など、水がかかるような場所でも撮影ができる
・砂埃の多いところでも撮影ができる

天候や場所に左右されにくくなるため、撮影の自由度が大きく増します。

屋外での撮影、風景撮影で威力を発揮します。

防塵・防滴仕様は、「防塵・防滴性能」という場合もあります。

防塵・防滴仕様を採用しているカメラは?

防塵・防滴仕様のカメラは、そうでないカメラに比べてコストがかかるため、中級機以上で採用されることが多くなっています。

ですが、最近はペンタックスを筆頭に、エントリークラスでも防塵防滴性能を採用したものが出てきました。


RICOH デジタル一眼レフ PENTAX K-50 DAL18-55mmWRレンズキット

PENTAX K-50は防塵・防滴仕様を採用しています。ファインダー視野率約100%と合わせ、価格・性能ともに非常に魅力的な機種です。

防塵・防滴の設計について

防塵・防滴仕様のカメラは、そうでないカメラとは設計が違う部分があります。

水やホコリが入り込まないように設計されていて、わかりやすいところでは外装パーツの継ぎ目や操作ボタン周辺をはじめ、メモリーカードのスロットやバッテリー室、コネクター部分などがそれ用のつくりになっています。

防塵・防滴仕様は、カメラの価格帯やメーカーの位置づけによって、性能に差のある場合があります。具体的な指標では出されていませんが、わかりやすいところでは、フラッグシップ機とそれ以外では防塵・防滴性能に違いがあると言われています。

交換レンズも防塵・防滴仕様のものを

カメラのボディが防塵・防滴仕様でも、レンズが防塵・防滴に対応していないと、普通のカメラと同じような場面でしか使えません。

フラッシュを使う人はそれも防塵・防滴仕様である必要があります。周辺機器もそれに合わせたものを使う、ということですね。

ボディとレンズのどちらか一方が防塵・防滴仕様の場合も、普通の撮影はできます
ただ、悪天候や砂塵の多い場所などでは、内部に水やホコリが入り込む可能性があります。また、マウント部から水や砂が浸入する可能性もあり、故障の原因になりますので、防塵・防滴仕様を生かしたい場合は、必ず両方を揃えるようにしましょう。

まとめ

屋外での撮影や風景を撮ることが多い方は、カメラ選びの際に「防塵・防滴」も1つのポイントに加えてみるのもよいかと思います。

機種によってはボタンの感触や押しやすさに多少のクセがありますので、購入前に実機を触ってみると安心ですよ。

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