写真をたのしく撮る方法の1つに「質感」に注目するというものがあります。
ざらざらしていたり、やわらかそうだったり、むにっとしていたり・・・そうした「質感」に注目して撮るのがこの方法です。
質感に注目して撮ってみよう
「面白そうだなあ」と思う質感があったら、どんどんと撮ってみるのがこの方法です。身近なところでも、ユニークな質感のものがいろいろとあります。
昆虫はユニークな質感がいっぱい
こちらはハナムグリという昆虫を撮ったところです。花粉まみれになっている姿が、なんともいえない質感だったので撮ってみたものです。
季節になると目にすることの多い昆虫ですが、よく見てみるとどの虫もユニークな質感をしています。
こちらはてんとう虫です。よく見ると、びっくりするぐらい光沢のある背中をしています。
とてもツヤツヤした質感をしていて、角度によってはまわりの景色が映りこむこともあります。
こちらは「ハナアブ」です。ミツバチやチョウチョなどと一緒に、花のあるところによくいる昆虫です。
遠くから見ると、小さなハチのように見えることもあるハナアブですが、よくみると全身が不思議な質感をしています。
花や植物
花や植物も様々な質感がたのしめます。よく見ると、不思議がいっぱいです。
こちらはタンポポの綿毛です。綿毛は肉眼でみてもユニークな形をしていますが、クローズアップすると、より質感の面白さが見えてきます。
こちらはあじさいです。色のかわいらしさはもちろんですが、やわらかそうでどこか儚い―そんな質感に注目して撮った写真です。
花は時期や天候によって質感が違ってみえるのもおもしろいところです。
花は種類によって様々な質感のものがあります。「面白いなあ」「不思議だなあ」と思ったら、ぜひ撮ってみましょう。
写真を撮るたのしみがより広がります。
生き物
生き物も「質感」に注目すると、いろいろな発見があります。
こちらはヒヨドリを後ろから撮ったものです。ヒヨドリといえば身近によくいる鳥ですが、こうしてみるととてもツンツンした頭をしています。
なんともいえない質感がありますね。
こちらは小さなかえるを撮ったもの。こうしてみると、実に不思議な質感をしています。また、目も光沢があり、独特の雰囲気があります。
ふだん何気なく目にしている生き物でも、よくみると面白い質感をしています。
こちらはカイツブリという鳥の幼鳥です。変わった模様をしていますが、大人になると模様が消えて、全く違った見た目になります。
模様も面白いですが、羽根の質感も実にユニークです。
おしまいに
今回は「質感に注目して撮ってみよう」と題して、様々な例を紹介してきました。
身近なもので「面白いなあ」という質感のものがあったらぜひ撮ってみましょう。たのしい発見がいろいろとありますよ。
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
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