前回の記事では「買うことに対してのハードル」と題して、1度買って満足感を得ると、次からはその金額に対してのハードルが下がるということをお届けしました。
今回はその続きです。
物欲をおさえるアイデア
これまでの記事でとめどくなく広がる物欲について書いてきました。では、それををおさえるにはどうしたらよいのでしょう。
ここでは私たちが実際に経験したをもとに、効果的だと感じたアイデアを順不同で書いていきます。
買うときのルールを決める
まずは自分の中で「買うときのルール」を決める方法を紹介します。
次から次へと新しいものがほしくなる・買ってしまうときは、勢いを抑えることが重要です。
具体的には
- 衝動買いや、勢いで買ってしまうことをおさえる
ことで、とめどない物欲や購入頻度の高さをセーブすることを狙います。
たとえば、私たちは次のようなことをしました。
「おお、これはいい!」というアイテムに出会ったときに
- すぐに買わない
- その場で買わない
ようにしたんですね。
つまり、時間を置いてから買うようにするわけです。
これをすると、面白いことに「時間が経ったら、ほしくなくなるもの」がいくつも出てきます。
そうしたアイテムは、おそらく「気持ちが高ぶっていたからほしかったもの」であり、「冷静になって考えたら、特に必要のないもの」なのですね。
「時間を置く」というのは、シンプルではありますが非常に効果的な方法でした。
次回に続きます。
〇か月後にもほしかったら買う
高価な機材やアイテムに関しては、「〇か月後にもほしかったら買う」というルールも効果的でした。
たとえば
- それだけの期間が経ってもほしい気持ちが変わらない
- つまりそれは本当にほしいものであり、自分にとって必要なものだからだ
といった感じで考えるのですね。
逆にいえば、その期間中に興味が薄れるものは「どうしても必要なものではない」と考えるわけですね。
〇か月もあると、自然と冷静になってきます。
最初は、ほしくてほしくてたまらなかったものでも、いつの間にか
- なんであんなにほしかったんだろう?
- 今すぐに必要なものなのかな?
という気持ちになってくるアイテムもあります。
そうしたものは、基本的に「無理に買う必要はないもの」なんですね。
この方法は、高い機材やアイテムの購入を検討する際に、特に効果的でした。
「すぐに買わない」「すぐに飛びつかない」――時間を置くことは非常に重要なポイントかと思います。
次回に続きます。