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もう悩まない!写真のタイトルに使える秘伝のアイデア

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写真のタイトルのつけ方に悩んでいる人は、思った以上に多いようだ。

実際、「写真 題名 つけ方」「写真のタイトル つけ方」「写真 題名 コツ」といったキーワードで検索して、当サイトにくる人も多い。

そこで今回は、写真のタイトルに使える秘伝のアイデアをいくつかお教えしたいと思う。今回は3つお伝えする。

写真のタイトルに悩むあなたに贈る秘伝のアイデア

【その1】とりあえず音楽関連の言葉を入れる

写真のタイトルに困ったときは、とりあえず音楽関連の言葉を入れてみるといい。

たとえば、旋律、ハーモニー、二重奏、クレッシェンド、アンダンテなどだ。
これを入れるだけで、わりとそれっぽくみえる

使い方としては、「~の旋律」「~のハーモニー」「~のクレッシェンド」など、「~の」をつけて使うと、何かと応用がきいていい。

音楽関連の言葉は、適当につけてもそれなりに成り立ってしまうので、ふだんからいろいろとチェックしておくといいだろう。

ちなみに、独奏はSolo(ソロ)、二重奏はDuet(デュエット)、三重奏はTrio(トリオ)、四重奏はQuartet(カルテット)、五重奏はQuintet(クインテット)という。

これを応用して、「~の四重奏(カルテット)」「~の前奏曲(プレリュード)」などとやるのもアリだろう。漢字+カタカナ読みだ。

ここに「虹」とでも入れたら、ベタではあるがそれっぽいタイトルにはなる。
(町内の展示ぐらいならいいだろうが、実際はもう少しひねりがほしい)。

万人受けを狙うなら、誰でも聞いたことのあるような言葉や音楽の授業で出てきそうな言葉を使うのがポイントだ。

【その2】とりあえず状況や季節をそのままつける

写真の題名で悩む人は、何かとひねろうとすることが多いようだが、何気に効果が抜群なのが、ひねりを加えず、状況や季節をそのままつける方法だ。

「風の~」「水の~」「光の~」「春の~」「夏の~」「秋の~」「冬の~」「夕暮れの~」「昼下がりの~」など、今のようすや時期をそのままつけるのだ。

風に揺れている写真なら「風の~」、水が写っているのなら「水の~」、光がポイントなら「光の~」といった具合だ。

写真のタイトルではないが「夏の大三角(大三角形)」や「魔の三角海域」などもこれ系のネーミングと言っていいだろう。「魔女の宅急便」などもそうだ。

「の~」のあとには単語を入れるが、思いつかないときはカタカナを入れると、適当につけてもかっこよくみえる。

「光のピアチェボーレ」とか「水のクレッシェンド」など音楽の言葉と合わせ技にしてもいい。

この際には、意味が分かるか分からないかはあまり気にせずに雰囲気や言葉の響きで押し切ってしまおう(時にはこういう図々しさも必要だ)。

うまくハマれば、1+1は2じゃないぞぐらいの効果が出る。

ちなみに「水の~」ならいいが、これをさかさまにして「~の水」とすると、とたんにあやしくみえたりするから注意が必要だ。

【その3】とりあえず、はじまりや生命を感じさせる言葉を使う

困ったときは「胎動」「鼓動」「息吹」「奇跡」「軌跡」「誕生」「生命」「波動」など、はじまりや生命を感じさせる言葉を入れるのもいい方法だ。

これらは適当につけても、なんだか神秘的だったり芸術的にみえてくる魔法の言葉たちだ。「~の芽生え」なんてものもアリだろう。

こうしたタイトルをつけると、自分がなにやら崇高な存在になったような気がしてくるのもポイントだ。少しだけアーティストっぽい気持ちにもなれる。

ただし、これ系のタイトルをあまり使いすぎると、こういう世界が好きな人たちから、仲間だと思われたり勧誘されたりする可能性がある。

「魂の~」なんてつけていたらダブルリーチだ。気をつけよう。

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写真のタイトルのつけ方を実例を挙げながら解説。写真のタイトル・題名の決め方に迷った時に使える秘伝のアイデアも。

【その4】とりあえず句読点や接続詞をつかう

最後に紹介するのは、単語と単語をとりあえずつなぐ方法だ。

やり方は簡単で、単語と単語の間に、句読点や接続詞をはさむだけだ。これだけで2つの言葉がつながって、タイトルのようになる。

たとえば「冬、誕生」というようなつなぎ方だ。車のCMみたいだが、効果は抜群だ。

読点(、)を使う以外にも、単語と単語をつなぐ方法はいろいろある。

句点(。)を使って「夏。夕暮れ」とする方法や、接続詞を使って「冬そして前奏曲(プレリュード)」とする方法など、様々なつなぎ方がある。

この方法の便利なところは、シンプルな言葉でも成り立つことと関連性のない2つの単語でも、わりとスムーズにつながって成り立ってしまうことだ。

「よくわからないが、なんだかドラマチックだ」的な雰囲気になることも多く、雰囲気で持っていきたい人にとってもオススメだ。

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いかがだっただろうか

最初に3つと言っておきながら、4つあげてしまったが気にしないでほしい。
また、いつもと文体が違っていることも気にしないでほしい。

今回挙げた方法は様々な写真に使える方法だ。花写真のタイトルや題名で悩んでいる人だったら、この方法はそのまま使えるのではないかと思う。

写真の題名は、つけるその時になってから考え始めてもなかなか大変だ。大切なのは、そう、普段からのたくわえだ。

今回紹介したような「困ったときに使える言葉」をいくつか用意しておけば、あとは組み替えたり、アレンジを加えるだけでもいくつものパターンができる。

ケチっておきながらこんなことを言うのはアレだが、写真のタイトルに悩むみなさんにとって、少しでも参考になる部分があれば幸いだ。

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