「バッテリーの充電って、空っぽにしてからじゃないとダメですか?」という質問をいただくことがあります。これ、迷っている方もけっこういると思います。
今回は「バッテリーの充電について」のお話です。
バッテリーの充電は、使い切ってから?
「バッテリーは使い切ってから充電しないとダメ」という話を聞いたことのある方もいるかと思います。「使い切る前に充電をすると、バッテリーが劣化する」といったお話ですね。
一昔前の充電池は、実際にそういう性質がありましたから「バッテリーとはそういうもの」という認識がある方もいると思います。
でも、今、デジタル一眼レフ、ミラーレス一眼のバッテリーとして使われている「リチウムイオン電池」はその必要はありません。
使い切っていなくても、好きなときに充電してOKです。
フル充電は撮影の前に
バッテリーがまだ残っている状態でも充電OKということは、撮影に備えてフル充電しやすくなったということでもあります。
バッテリーは使っていなくても、自然放電していきますので、充電は撮影の前日にするなど、できるだけ近い日にすると安心です。予備バッテリーのある方は、そちらもフルに充電しておくと万全!ですね。
充電をする時は、メモリーカードの空きも確認するクセをつけておくと安心です。バッテリーがフルでも、カードの容量がなかったら泣くに泣けませんからね。
ちなみに
ryotaは、リチウムイオン電池の性質を知るまでは「バッテリーは空っぽにしてから充電しないとダメ」と思っていた人です(笑)。まさに「バッテリーとはそういうもの」と思っていたのです。
やむをえず継ぎ足し充電をする時は、バッテリーをダメにするような気がしてすごくいけないことをしていような気持ちになっていました。

まとめ
ひと昔前の充電池は「空っぽにしてから充電しましょう」というものでしたが、今のバッテリー(リチウムイオン電池)は、バッテリーが残っていても充電OKです。
バッテリーは自然放電するので、フル充電はできるだけ撮影に近い日にしよう。
