TAMRON(タムロン)のマクロレンズ「SP AF60mm F2 DiII MACRO 1:1」のレビューです。
マクロレンズってなに?という方は、こちらのページをご参照ください。

写真を撮るのがもっとたのしくなる!マクロレンズの魅力
マクロレンズの魅力と楽しさを写真つきで紹介。接写に強く、小さな被写体でも大きく写すことができるマクロレンズ。豊富な実例とともに解説しています。
TAMRON SP AF60mm F/2 Di II LDとは
「SP AF60mm F/2 Di II LD」はデジタル一眼レフカメラ(APS-C機)専用のレンズで、キャノン、ニコン、ソニー用があります。
主なスペックは次の通りです。
焦点距離 | 60mm(35ミリ判換算:約90~96mm) |
開放絞り | F2 |
最小絞り | F22 |
レンズ構成 | 10群14枚 |
最短撮影距離 | 0.23m |
最大撮影倍率 | 1:1 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
フィルター径 | 55mm |
大きさ | 73mm(最大径)×80mm(長さ) |
重さ | 約350g ※ニコン用の数値 |
焦点距離は60mmですが、35mm判換算で90mm相当の画角(ニコン、ソニーの場合)になります。キャノンは96mm相当です。
SP AF60mm F/2 Di II LDで撮影した写真
屋外で花や植物を撮影してみました。
前後にボケをつくってバラを撮影。ふんわり感と華やかさもアップしたと思います。
モミジの葉の細かい葉脈まで写っています。
白い花のうしろにあるのはピンクと黄色の花。形がわからないくらいにぼけました。
モミジバフウの実。ピントが合っている部分はシャープです。
チューリップのしべはこんなふうになっているんですね。肉眼では見えないものが撮れると新しい発見があります。
タンポポの綿毛をクローズアップ。マクロレンズはグッと被写体に寄れるのでこんなに大きく写すことができます。
サツキのしべにだけピントを合わせてイメージ写真のように撮ってみました。
三脚が立てられない場所だったので手持ち撮影しましたが、カメラが少し動いただけでもピントがずれてしまいます。このような近接撮影ではできるだけ三脚を使いたいところです。レリーズやリモコンがあれば、なおよしです。

レリーズ(リモートレリーズ)とリモコンについて知ってみよう
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次回は雑貨や動物などを撮影します。
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