当サイトで人気のカメラアイテムはこちら!

【写真を撮るコツ】色に注目!色で画面をまとめる方法

※当サイトでは記事内に広告を掲載しています。

【写真の撮り方】類似色でまとめる

画面の雰囲気をまとめるのによく使われるのが、色のバランスを考える方法です。

特に、画面全体を近い色合いでまとめると次のような利点があります。

近い色合いでまとめると
  • 主役と背景がなじみやすくなる
  • 画面がおだやかになり、見やすくなる
  • 全体がまとまってみえる

全体が調和しやすいのが大きな特長で、見やすくわかりやすい画面をつくることができます。

今回は、近い色合いを使った画面のまとめ方についてみていきましょう。

画面を近い色合いで構成する

ポイントにしたい色を決めたら、似たような色が画面内に多く入るようにしていきます。

主に次の2つの方法があります。

同じ系統の色で構成する

【写真の撮り方】同系色でまとめる

この写真は、しべのブルーがポイントになる色です。しべのブルーを中心に、ブルーに近い色合いで画面全体を構成しています。

このように同じ系統の色で画面まとめると、主役と背景がよくなじみ、全体に落ち着きがでてきます。

類似色で構成する

【写真の撮り方】画面の大部分を類似色でまとめる

こちらの写真は、画面の大部分が「緑がかったイエロー」「黄緑」「緑」で構成されています。

この例は先ほどのブルーでまとめた写真と違って、主役のつくしとは違う色で背景の大部分が構成されています。

これは「類似色」という考え方を使っています。

12色相環

類似色とは、この図のように色が並んだ輪(色相環)をもとにした考え方です。

この色相環でとなりあう3つの色を「類似色」といいます。

類似色の考え方

イエローでしたら、イエローを含むとなりあう3つが類似色にあたります。つくしの場合はこの図のような感じですね。

メインの色を含んでいれば反対周りでもOKで、イエロー・オレンジ・赤という組み合わせもアリです。

もちろん、イエローをはさんだオレンジ・イエロー・黄緑という組み合わせもOKです。

画面に別の色が入ってもOK

今回紹介した方法は、画面の大部分が近い色合いになっていればOKです。

ですので、画面内に違う色の部分があっても大丈夫です。

画面内に別の色が入ってもOK

この写真は枝の色が入っていますが、画面の大部分は、鳥の色に近い色で構成されています。

このように、画面内に別の色が入っても、全体が近い色合いでまとまっていれば、画面全体にまとまりが出ます。

【写真の撮り方】類似色でまとめる

こちらは、画面の大部分がうすい緑から緑色で構成されています。

ピントの合っている部分は白に近くみえますが、画面の大部分が近い色合いで構成されているので、画面全体にまとまりがあります。

 

【写真の撮り方】2つのカラーの類似色でまとめる

また、ポイントにするカラーを複数にする方法もあります。

この写真では「目・髪・カゲ色」「唇・服・ほお・背景」がそれぞれ近い色合いで構成されています。

1色だけで構成するのとはまた違った雰囲気になります。

このように、似たような色を使う方法でも様々なまとめ方があります。

まとめ

今回は、画面を構成する方法の中から、近い色合いを使った方法を紹介しました。

使えるシーンがあったら積極的に使っていくと便利ですよ。

 

はれときどきカメラ編集部 RYOTA

はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。

 

\ こちらの記事もおすすめ! /

【白い背景から白飛ばしまで】白バックで撮ってみよう
主役を際立たせるのによく使われるのが、背景をシンプルにする方法です。 背景をシンプルにすると次のような利点があります。 背景をシンプルにするメリット 背景がごちゃごちゃしない 背景よりも主役が目立ちやすくなる ...
【カメラのきほん】ISO感度を上げるのはどんな時?
カメラの設定の中で、むずかしいと感じる方が多い項目に「ISO感度」があります。 どう設定していいのか、どんな効果があるのかわかりにくい項目かと思います。 ざっくりいうと、ISO感度には次のような性質があります。 ISO感度は低...