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自由雲台はこんなしくみ!使い方や操作のポイントをみてみよう

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自由雲台

三脚とカメラを接続する台座部分を「雲台」といいます。

雲台には大きく分けて「3WAY雲台」と「自由雲台」があります。

今回は自由雲台のしくみと使い方をお届けします。

3WAY雲台についてはこちらの記事でくわしく書いています。

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自由雲台のしくみ

自由雲台の使い方

自由雲台はネジを1つゆるめるだけで、カメラをあらゆる方向に向けられる雲台です。

自由雲台の使い方

ネジをしめると位置が固定されます。操作はこれだけです。

非常にシンプルな操作で、自由に&スピーディーにカメラの位置を決めることができます。

 

自由雲台 角度調整

自由雲台は可動部分がボール式になっています。これで様々な方向に動かせるというわけですね。

また、可動パーツがここに集約されているので、雲台全体がコンパクトなのも特長です。

ちなみに、こちらが3WAY雲台。

3WAY雲台の大きさ

可動パーツが増えるため、かなりゴテッとした印象になります。

操作時の注意点

ネジをゆるめる=どの方向にも固定されない

自由雲台は、ネジをゆるめるとカメラが全方向に動きます。

そのため、操作する時はカメラをしっかり持って行う必要があります。

 

自由雲台 手を離すと傾いてしまう

自由雲台の「ネジをゆるめる」は「どの方向にも固定されない」ということでもあります。手を離すと、上の写真のようにそのまま傾いてしまいます。

カメラをつけていない状態でもこうなので、カメラ装着時は特に注意する必要があります。

いったんネジをゆるめたら、固定するまではカメラをしっかり持つ。

そうしないと、思わぬ方向にカメラが倒れてしまい、場合によっては大変なことになってしまいます。

「一方向にだけ動かす」操作が苦手

自由雲台は、3WAY雲台と違って「一方向にだけ動かす」という操作が苦手です。

たとえば、3WAY雲台は次のようなしくみになっています。

3WAY雲台のしくみ

それぞれのネジ(またはレバー)が次の操作に対応しています

  • 1.カメラを上や下に向ける
  • 2.カメラの傾きを変える
  • 3.カメラを左右(水平方向)に動かす

それぞれの操作が独立しているので、「下向きに固定したまま、カメラの傾きだけを変える」といったような操作ができます。

 

一方、自由雲台は、全方向の制御を1つのネジで行っています。

自由雲台は1つのネジで制御

ネジをゆるめると全方向に動き、しめると全方向が固定されます。全方向が一括なんですね。

そういったしくみなので、自由雲台は「どこかを固定して、ほかの箇所だけ調整する」といった操作が苦手です。

まとめ

今回は自由雲台のしくみと使い方についてでした。自由雲台と3WAY雲台は、それぞれに得意な点・苦手な点があります。

瞬時にカメラの向きを決めたい時は自由雲台、じっくりとカメラ位置を調整できるシーンでは3WAY雲台など、シーンにあわせて選択するといいですよ。

 

はれときどきカメラ編集部 RYOTA はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。

 

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