カメラを買ってしばらくしたら、「テーマ」を決めて撮るようにすると、写真がよりたのしくなります。
「写真のテーマ」というと、つい難しく考えてしまいますが、最初のうちは本当に気楽なものでOKです。
たとえば
- 赤色が好きだから、赤いものを見つけたら撮ってみよう
- 今日は「冷たそうなもの」を撮ってみよう
といった感じの「思いつき程度のもの」でOKです。
もちろんテーマを決めたからといって、それに沿ったものしか撮ってはいけないということはありません。
1日に撮った写真の中に「自由に撮ったものもあれば、テーマに沿った写真もある」、そんな感じで気楽にのぞむのがおすすめです。
テーマを設定すると
テーマを設定すると、今までと同じ場所・同じ風景でも見え方が変わってきます。
たとえば「赤いもの」にこだわれば、今まで気づかなかったいろいろな「赤いもの」がみえてきたりします。
また、「赤いもの」を目立つように撮ることで、今までとは違った構図や撮り方ができるかもしれません。
あくまで例ではありますが、テーマを決めると、新しいことを発見・体感できる可能性が高くなるんですね。
「最近、写真を撮るのがマンネリ化してきたなあ」という方にもおすすめです。
トレーニングにもなります
「写真をもっとがんばりたい」という時は、「テーマを決めて撮る」といいトレーニングになります。
この時は、あえて自分が得意ではないものをテーマにすると、とてもいい刺激になります。
たとえば、ふだん「かわいいもの」を撮っているのなら、あえてテーマを「とてつもなくしぶいもの」にしてみる。
そうすると、いつもの自分の撮り方や考え方と違う部分が出てきて、1枚撮るのでも非常に頭を使います。
時々でいいのでこうした撮り方をしていくと、自分の写真の撮り方や考え方に「幅」ができてきます。ちょっとしたテーマを決めるだけで、トレーニングができるというわけですね。
興味や関心が広がります
「テーマを決めて撮ること」を繰り返していくと、自然といろいろなものに関心を持つようになります。
今まで「雑草」と思っていたものが実はとても面白かったり、これまで関心がなかったものが非常に奥深いことがわかったりなど、自分の中の興味が少しずつ広がっていきます。
つまり、「ものの見方」が変わっていくんですね。言い換えれば「ものを見る目」、さらに言えば「被写体を見る目」が変わっていくということでもあります。
「見慣れた風景から、面白いものを発見する」・・・まさに写真を撮る大きなたのしみの1つです。
これを繰り返していくと、次第に「被写体を探す目」を鍛えるトレーニングにもなります。
まとめ
今回は「テーマを決めて撮ってみよう」と題して、写真の撮り方のアイデアをお届けしました。よかったら参考にしてみてくださいね。
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
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