カメラで「下克上(げこくじょう)」という言葉が使われることがあります。
これは、下位機種の機能や性能が上位機種を上回ることをいい、主に同メーカーのものに対して使われます。
また、性能や機能、コストパフォーマンス的に上位機種の存在を食ってしまう、あるいは脅かすような下位機種を「下克上モデル」ということもあります。
下克上はなぜ起こる?
デジタルは日々進化していますので、こうしたことがたびたび起こります。
新しくなるほど性能が上がり、精度が高くなる傾向があります。
ですので、数年前の上位機種よりも最新の下位機種のほうが、機能や性能が充実しているといったことが起こります。
PENTAXは、新しい機種に上位機の機能や性能を載せてくることの多いブランドです。
コストパフォーマンス抜群と言われる反面、「機種間の位置づけが曖昧になりやすい」という問題点もあります。
性能や機能に関して多く使われる
下克上という言葉は、機能・性能面に関して多く使われる言葉です。
耐久性や質感、操作体系等に関しては、クラスに応じて違いがあります。
「下克上」と「下剋上」
「げこくじょう」は、「下克上」のほかに「下剋上」と書かれることもあります。
これは「剋」が常用漢字外のため、「克」が使われているというのが理由で、どちらも意味は同じです。
どちらの表記も間違いではありません。
まとめ
「デジタルは新しいものほどいい」「デジタル製品で迷ったら新しいものを」と言われる理由の1つでもあります。
ただ、カメラとしての使い勝手やバランスはまた別の話ですので、いかに好みのものを選べるかは大きなポイントですね。
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
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