撮った写真を見て「なんだか色が違う・・・」と思ったことはありませんか。
もしかしたら、それは「記憶色」が原因かもしれません。
記憶色とは
記憶色とは、人間が「イメージとして記憶した色」のことをいいます。
「記憶」は様々な影響を受けやすく、実際よりも鮮やかだったり、強調した色で記憶されやすい傾向にあります。
現実の色とは、ちょっと違ったふうになってしまうんですね。撮った写真をあとからみた時に、ギャップを感じるのはこのためです。
記憶色に影響する要素
「記憶色」についてもう少し詳しくみていきましょう。
わたしたちは、実際にみた色に
・その時の気持ちや願望
・過去にみた写真や印刷物の印象
・その被写体に対して持っている印象
といった要素もあわせて記憶します。
これらが絡み合って、記憶の中の色ができていく、というわけですね。
特に「その被写体に対して持っている印象」が強いもの、たとえば「桜」や「青空」は、実際よりも鮮やかに記憶されやすい傾向があります。
まとめ
キヤノンは「記憶色」寄り、ニコンは「忠実色」寄りの発色をする・・・といわれるように、メーカーやカメラごとでも発色の傾向があります。
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