今回は CCD、CMOS、LiveMOS、それぞれの違いをみていきましょう。
いずれもデジタル一眼の「イメージセンサー(撮像素子)」の名称です。
撮像素子(イメージセンサー)の役割を知ってみよう
撮像素子(イメージセンサー)とは何か、どんな役割があるのかを初心者さんにもわかりやすく解説。撮像素子のサイズの違いについても。
CCDとCMOSの違い
まずは、CMOSとCCDの違いをみていきましょう。
デジタルカメラのイメージセンサーは、フィルムカメラでいうところの「フィルム」にあたります。レンズから光の情報を受ける、非常に重要な部分です。
CCDは「解像度の高さ」「ノイズの少なさ」「色の再現力」にすぐれているのが特長です。
製造コストや消費電力をおさえられるといった点ではCMOSが優位でしたが、画質に関してはCCD―という流れでした。
が、技術の進化に伴い、CMOSでも高画質化が可能になりました。メリットはそのままに、弱点を克服したというわけですね。
そうしてCMOSが主流になりました。
Live MOS
Live MOS(ライブモス)センサーは、CCDとCMOSのメリットを合わせ持つセンサーです。
消費電力をおさえつつ、色の再現性にもすぐれているというもので、Panasonic機やOLYMPUS機に採択されています。
ちなみにLive MOSは、2006年発売のOLYMPUS E-330に搭載されましたのが最初です。