カメラを選ぶときに「どのメーカーのカメラにするか」は大きな悩みどころだと思います。
今回は、カメラを選ぶときに知っておくと便利なことをお届けします。よかったら参考にしてみてくださいね。
写り
カメラを選ぶときに、多くの方が気になるのは「キレイに写るか」ということだと思います。
これに関しては、今はどのメーカーのカメラも性能が高いのでキレイに写りますが、その上で次のような特長があります。
- メーカーごとで色や描写の特長がある
- メーカーごとに得意分野がある
肌がキレイに写る、澄んだ色で撮れる、緑の発色がいい・・・など、メーカーによって画作りの傾向があるんですね。
もちろん同じメーカーでも、機種のコンセプトによって画の違いはありますが、全体としては「そのメーカーならでは」の傾向があります。
ですので、自分が好きだなあと思う画(特に色)を出すメーカーをチェックしておくと、好きなカメラに出会いやすくなります。
チューニングするという考え方
今のカメラは、メニューから「どのような写りにするか」を細かく設定できるようになっています。
そのため、昔に比べて「他メーカーの描写」に近づけやすくなっています。
たとえば「あたたかみ」のある発色が特長のカメラでも、あたたかみをなくして「クールで澄んだ感じ」に撮ることもできるんですね。
もちろん内部のエンジンが違うので、まったく同じにはなりませんが、それなりに近づけることはできます。
ですので、自分であれこれと設定するのが苦にならない方は、メーカーごとの特色にあまりこだわる必要はないかと思います。
逆に言えば、あまり設定をいじらずに撮りたい方は、メーカーの特色に沿って選べば、自分好みのカメラに出会いやすくなります。
人物をよく撮るのであれば「肌色の発色がいい」メーカーを、自然を多く撮るのであれば「自然物の発色がいい」メーカーを選ぶといった感じですね。
次に買うとしたらどんなレンズ?
デジタル一眼は、レンズをつけかえることができるのが大きな魅力です。レンズごとに様々な特色があり、同じカメラでもレンズを変えるだけで別世界のような感覚がたのしめます。
つけられるレンズ
デジタル一眼には、本体とレンズを接続する「マウント」と呼ばれる部分があります。
カメラメーカーごとに違う形をしているため、オリンパスとパナソニックをのぞき、基本的に違うカメラメーカーのレンズをつけることはできません。
たとえば、ニコンのカメラにキヤノンのレンズをつけることはできないんですね。
ですので、本体を選ぶ前に「次に買うとしたらどんなレンズだろう」とイメージしておくと、メーカーを決めやすくなります。
仮に「キヤノンの単焦点レンズ、面白そう!」と思ったのなら、キヤノンの本体を選ぶと安心いうことですね。
マウントアダプターという選択肢
先ほど、カメラのマウントについて「基本的に違うカメラメーカーのレンズをつけることはできません」と紹介しましたが、他メーカーのレンズを接続するためのアイテムもあります。
「マウントアダプター」というアイテムです。
ただ、制約があることも多く、まったく同じように使えるわけではなかったりします。あくまで応用編ということで・・・。
おしまいに
今回はカメラを選ぶときに知っておくと便利なことでした。
よくあるのは、レンズを買うときになって「本体を別のメーカーにしておけばよかった・・・」と感じるケースです。
本体を買う前に、少し想像をふくらませてみて「次に買うとしたらどんなレンズ?」というところまでイメージをしておくと、メーカー選びがより確実になります。
よかったら参考にしてみてくださいね。