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【レトロなものを撮る】こんなことを考えながら撮っています

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今回は、ある日のまちあるきで撮った写真をもとに「こんなことを考えながら撮っています」ということを書いていきます。

ちょっぴりへんてこな写真でも、わりといろいろなことを考えながら撮っています。撮影日誌風で書いていきます。

レトロなものを撮る

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これは金鳥(KINCHO)の看板だ。劣化して錆びているところが、蚊取り線香で焦がした跡のようになっていて面白いと思った。普通に撮っても味のある看板だが、少しレトロ調に撮ってみた。少し傾けて撮ったことで、目の部分が少し切なげで泣いているようにみえるところが気に入っている。

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壁に古雑誌のページが貼られていた。学生服と白シャツのコントラストが面白かったので、少しラフなトーンのモノクロで撮ってみた。明るさの段階がいろいろあってなかなかたのしい。トーンの関係で、雑誌の破れているところが壁紙自体が破れているようにもみえる。白黒だからこその面白さだ。

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古びた看板は撮りやすいようで考えどころの多いモチーフだ。撮り方によってはあざとくなってしまうし、あまりにキレイに撮りぎても雰囲気をぶち壊してしまう。今回は微妙に色あせた感じで撮ってみた。テーマはなんとなく思い出にあるような、酔った記憶にあるような、そんなイメージだ。

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古びた郵便受け。今の日本は夜でもあちこちで電気がついていて基本的に明るいところが多い。薄暗い灯り、ぼんやりとした灯り、色の乗った灯りなんて、日常生活ではなかなかお目にかかれなかったりする。この郵便受けは特別なものではなく、普通の家にあったようなデザインなのがまたいい。

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今のカメラは撮影時にいろいろなフィルターをかけられる。ふだんはあまり使わないが、使わない主義ではない。レトロっぽいものをトイカメラ系のフィルターで撮るのはおもしろいものだ。写真はオリエンタルカレーのキャラクターのオリエンタル坊やだ。レトロなキャラだが現役でもある。フィルターの効果もあって、古いのか新しいのかよくわからない、まさにオリエンタル坊やという雰囲気になった。

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これは文句なしに「べビカー」だ。ストレートに撮るのがいちばんだと思って撮った1枚だ。こういうモチーフの場合、どう撮るかは人それぞれでずいぶんと変わってくると思う。個人的にはやりすぎたり、狙いすぎたりしないほうが好みだ。

はれときどきカメラ、デジタル一眼レフ、ミラーレス一眼の写真教室のフォト日記
こちらは趣向を変えてみての1枚だ。おふろに浮かべてあそぶあひるを、光と影の中撮ってみた。なんとなく頼りなく、言うなればぷかぷかとさまよう感じが出たように思う。この写真を撮っているときに、トルストイの小説「光あるうちに光の中を歩め」だなあと思った。

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最近のデジタルカメラは「キレイに撮れすぎる」きらいがある。キレイに撮れるように機械が進化すると、今度は「キレイに撮らない工夫」が必要になるところが面白い。今回は少し荒めの感じに撮るようにしてみた。日本的なモチーフが、ジェニファー・ロペスのボーダータウンみたいな色合いになって不思議な感じになった。

まとめ

今回は撮影日誌風に書いてみました。写真を撮るときはこんな感じで、けっこういろいろなことを考えています。

「考える」というと難し~くとらえる人もいるかもしれませんが、難しい顔して撮った写真って、やっぱりそういう雰囲気になってしまう気がします。「撮りたい写真の気分」に自分がなる、そういう感覚でいつも撮っています。

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